
賃貸経営をされているオーナー様、こんにちは!
「初めての賃貸経営で、管理会社をどう選べばいいか分からない」
「とりあえず管理費が安いところに決めたけど、これで良かったのか不安…」
そんなお悩みでご相談にいらっしゃるオーナー様は、少なくありません。
今回ご紹介するのは、判断軸が曖昧なまま管理会社を決めて後悔したオーナー様と、
弊社と一緒に判断軸を整理したことで納得感のある選択ができたオーナー様、2つの実例です。
何が違いを生んだのか。今回はそれらについてお話します。
はじめに ―「なぜ、管理会社選びで迷ってしまうのか」
相続で戸建てを取得し、初めて賃貸経営をすることになったAさん。
管理会社を選ぶ際、他の条件を比較することなく、管理委託費の金額だけを見て「一番安い会社」に決めました。
ところが数ヶ月後、募集活動の報告はほとんどなく、
空室期間はどんどん延び、入居希望者への対応も遅く、
修繕の際も選択肢の提示なく「言われるがまま」という状態に。
Aさんは「安さだけで選んだことを後悔している」と、弊社にご相談にいらっしゃいました。
そもそも、初めて賃貸に出すオーナー様にとって
管理会社が具体的に何をしてくれるのか、会社によって何が違うのかは分かりにくいものです。
そのため、唯一「目に見えて比較できる数字」である管理委託費が、判断軸になりやすいのです。
実際にあった、3つのすれ違い
弊社の担当者がAさんの選定経緯を確認したところ、後悔につながった原因がすぐに見えてきました。
すれ違い① 金額だけで比較していた
管理費の数字は分かりやすく比較できます。
しかし、月々数千円の差は、空室が1ヶ月延びれば賃料分の機会損失であっという間に吹き飛んでしまいます。
「安さ」は目立つ指標ですが、収益全体で見ると小さな差でしかないことが多いのです。
すれ違い② 「バランスがいい」が具体化されていなかった
Aさんも当初は「管理費とサービスのバランスがいいところがいい」とおっしゃっていました。
しかし、「バランス」が具体的にどの部分を指すのか、ご自身でも整理できていませんでした。
抽象的な言葉のまま契約先を決めてしまうと、期待とのズレが生まれやすくなります。
すれ違い③ 本当の目的を確認していなかった
「管理委託費を抑えたい」という発言の裏には、
たいてい「支出を減らしたい」「できるだけ手残りを増やしたい」というもう一段階深い目的が隠れています。
この本当の目的を確認しないまま契約先を決めてしまうと、
手段(安さ)が目的化してしまい、肝心の収益確保からは遠ざかってしまうのです。
弊社が取り組んだこと
同じく初めてワンルームマンションを貸し出すことになったBさんは、当社にご相談くださいました。
弊社は次のようなステップで、Bさんと一緒に判断軸を整理していきました。
① 「なぜ?」を重ねて本当の目的を確認した
Bさんも最初は「管理費とサービスのバランスがいいところがいい」とおっしゃっていました。
そこで担当者が「バランスとは、具体的にはどのあたりを指していますか?」
「なぜそこを重視されていますか?」と丁寧に伺っていくと、本当の希望が見えてきました。
Bさんが大切にしていたのは、「管理費を数千円削ること」ではなく、
「空室期間をできるだけ短くして、安定した収入を得ること」だったのです。
② 数字に置き換えて優先順位を明確にした
実際の数字を使ってご説明しました。
「賃料20万円の場合、管理料2%と3%の差は月2,000円、年間でも2万4,000円です。
一方で、空室が1ヶ月発生すると、賃料だけで20万円の機会損失になります。
もちろん単純比較はできませんが、この2万4,000円を抑えることと、
空室期間を短くすることでは、どちらをより優先されたいですか?」
抽象的な言葉を数字に置き換えることで、Bさんは自分の中で何を優先すべきかを明確にすることができました。
③ 複数の選択肢とメリット・デメリットを提示した
管理費・募集力・入居者対応・修繕対応・提案力など、比較すべき軸を可視化した上で、
それぞれの選択肢のメリット・デメリットをお伝えしました。
弊社が答えを押し付けるのではなく、判断材料を整理し、プロとしての意見を伝えたうえで、
Bさんご自身が納得して選べるようにご案内しています。
結果:納得して選んだ管理会社で高い満足度に
この対話を経て、Bさんは「多少管理費が高くても、募集力と対応力のある会社を選びたい」と、自ら納得して意思決定することができました。
その後の管理・募集・修繕においても、選択肢とメリット・デメリットを都度提示し、
最終的な判断はBさんに委ねながらプロとしての意見もお伝えしています。
「自分でも整理できていなかった希望を、一緒に言葉にしてもらえた感じがします。数字で説明してもらえたので、迷わず決められました」
ご契約後、Bさんからいただいた言葉です。
判断軸さえ明確になれば、その後の意思決定はスムーズに進みます。
この話から学べること
管理費の安さだけで判断しない
管理費の差は、空室1ヶ月分の機会損失に比べれば小さいことがほとんどです。
「安さ」を否定するのではなく、他の軸と合わせて総合的に比較することが大切です。
「バランスがいい」を具体化する
抽象的な言葉のまま契約先を決めると、後から「思っていたのと違う」というズレが生まれます。
「なぜそう思うのか」「具体的にはどの部分か」を一緒に言葉にしていくプロセスが欠かせません。
判断軸が明確な管理会社選びは、その後の提案にも活きる
管理会社選びの段階で整理した判断軸や優先順位は、
契約後の「募集」「管理」「修繕」の場面での提案にもそのまま活かされます。
選ぶときだけでなく、その後の関係性の質も左右するのです。
弊社では、管理会社選びの段階から、オーナー様ご自身も気づいていなかった潜在的なニーズを
「なぜ?」の問いかけで一緒に引き出し、数字や具体的な場面に置き換えながら、納得感のある判断軸づくりをサポートしています。
「何を基準に選べばいいか分からない」「今の管理会社が自分に合っているか不安」という方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。


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